東京マラソンEXPO堪能記(ブルックス編)柔らかくなって今季最高傑作の予感!

ランニング

こんにちは。日本最大規模で国内外でも人気の高い東京マラソン。大会の前日受付けに併せて開催される東京マラソンEXPO 2025に参加してきました。今回はブルックス編です。スタッフ様のご厚意で裏手の廊下で走らせて頂きました。

ハイペリオンエリート4PB

最上級レーシングモデル「ハイペリオンエリート4」のミッドソール変更モデルです。一番の変更点として、ミッドソールで新素材「DNA GOLD」がフルレングスで搭載されています。

従来の「DNA FLASH v2」と比較して11%軽量化、25%ソフト化、14%反発力が向上しているそうですが、感覚的にはスペックの1.5倍くらいの柔らかさとバウンド感で驚きました。これまでのブルックスシューズはミッドソールが硬めで接地感と安定感に極振りしている印象でしたが、従来とは全くの別物の柔らかさです。

一方で、衝撃波吸収してくれるけど沈み込む前に止まってくれるクッション性で、ブルックスらしい操作性・安定性の高さも健在です。性能のバランスが良く、筆者のペース帯(キロ4:15~3:45)で非常にハマりそうです。

アッパーとラストはハイペリオンエリート4と同一で、オーソドックスで癖のない履き心地です。サイズも普段のマイサイズで問題なかったです。

 

踵部のヒールカウンターは薄手ですがホールド感や高さに不満なく履けました。

個人的に今季履いたシューズの中で一番好感触で、アディオスプロ4を買えていなかったらハイペリオンエリート4PBを買っていました(筆者のペース帯だとこのシューズが一番良いタイムが出そうな感触です)。ブルックスユーザーだけでなく、これまでのブルックスに好印象を持っていなかったランナーにこそ履いてみて欲しいです。

グリセリンマックス

看板モデル「グリセリン」をマキシマムクッション化させた「グリセリンマックス」です。

ミッドソールには超臨界発泡で製造させた新素材「DNA tuned」がフルレングスで搭載されています。フォーム整形時に発砲の細かさを調整することで、反発性、クッション性の異なる2種のフォームを組み合わせているそうです。

ソール厚みは45mmと超厚底で、ソール自体もこれまでのブルックスのイメージと全く異なり柔らかくバウンド感が強いです。ニューバランスの「Freshfoam」に近いクッション感ながら沈み込みが少なく反発のリターンがクイックです。ジョギングモデルのはずですが、実際に走るとレーシングモデルかと思うほど反発性が高かったです。重量は約280(27.0cm)と重いはずですがスペックよりも非常に軽く感じました。

サイズ感も普段のマイサイズで問題なく、アッパーが柔らかいため足幅もさほど気にせず履けそうです。

定価が27,500円と高価ですが価格相応のスペックで驚きました。レーシングシューズとみなして良いと思います。スペックが高すぎてジョグで使うには勿体なく感じましたが、軽量化したら恐ろしいレーシングシューズに化けそうです。

 今季のブルックスは従来と全く異なる履き心地で、個人的に今季最高傑作の感触でした!2025年度にはハイペリオンエリート5、ハイペリオンマックス3の発売も控えているようで注目していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました