こんにちは!アシックスから新作のランニングシューズが続々と登場していますね。今回はアシックスの「Magic Speed(マジックスピード)」と「Hyper Speed(ハイパースピード)」の違いについてまとめました。
スペックの違い
ターゲットの違い
公式より、「マジックスピード3」はフルマラソンのサブ3~サブ4向け、「ハイパースピード3」はトレーニング・部活動向けとされています。
スペックの違い
ドロップ(つま先と踵の厚みの差)は同じですが、マジックスピード3の方が厚底です。薄底な分、ハイパースピードの方が軽量です。
項目 | ドロップ | ソールの厚み(踵) | 重量(27cm) |
マジックスピード3 | 7mm | 36mm | 220g |
ハイパースピード3 | 7mm | 32mm | 193g |
ソール素材の違い
マジックスピード3には高弾性の「フライトフォーム+」、ハイパースピード3には安定性と耐久性の高い「フライトフォーム」が使用されています。したがって、ソール自体のクッション性・反発性はマジックスピード3の方が高いです。反対にソールの耐久性はハイパースピード3の方が高いです。
また、マジックスピード3にはカーボンプレートが搭載されていて安定性と反発性が高い設計となっています。
項目 | ソール素材 | カーボンプレート |
マジックスピード3 | FLYTEFOAM+ | 有り |
ハイパースピード3 | FLYTEFOAM | 無し |
価格の違い
定価はハイパースピード3の方が安いです。いずれも前方への重心移動をアシストする「ガイドソールテクノロジー」が搭載されています。
項目 | 定価(税込み) | ガイドソールテクノロジー |
マジックスピード3 | 16,500円 | 有り |
ハイパースピード3 | 9,790円 | 有り |
走行性の違い
助力はマジックスピード3の方が高い
ハイパースピード3のクッション性とアシスト感は十分に高いですが、マジックスピード3は更に助力が強いです。
高スペックなのはマジックスピード3の方ですが、カーボンプレートを使用していないハイパースピード3の方がペースに寄らず扱いやすいと感じます。また、ジョギングや部活の練習の範囲では性能の差は出難いと考えるため、普段の練習用としてはハイパースピード3を使った方が成績が伸びると考えます。
ハイパースピード3には便利機能が搭載
履き心地はどちらも良好ですが、アッパーはマジックスピード3の方が薄手でレーシング向けの設計です。
一方で、ハイパースピード3はシューレースホールの位置を調整できたり、余った靴紐を収納できるバンドがあったりと機能性に優れています。
まとめ
- レース用ならマジックスピード3がオススメ
- 耐久性、コスト面からハイパースピードがオススメ
- ジョギングや練習の範囲では性能の差は大きく変わらない
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