東京マラソン堪能記(HOKA ONE ONE編)!ロッカー強すぎ「Ciero X1 2.0」

ランニング

こんにちは。日本最大規模で国内外でも人気の高い東京マラソン。大会の前日受付けに併せて開催される東京マラソンEXPO 2025に参加してきました。HOKA ONE ONEのブースにて「シエロX1 2.0」(Cielo X1 2.0)を履いて試走させて頂きました。

「Cielo X1 2.0」の特徴・変更点

「Cielo X1 2.0」はHOKA ONE ONEのハイエンドレーシングモデルで「Cielo X1」のアップデート版となります。

スペック上のアップデートとして、重量が264→228g(28.0cm)に軽量化され「ロケットX2」よりも軽くなりました。前作は履いた事がなかったので比較できませんが「Cielo X1 2.0」は十分軽量に感じました。

また、ミッドソールも前作同様PEBAがフルレングスで使用されていますが、前作よりも柔らかく反発性が上がったそうです。それでも競合モデルに比べるとコシがあり安定感があります。

前作よりもラバーの面積が減っており、ミッドソール密度とラバー削減が軽量化に寄与しているものと考えます。

走行感

試走の感想は以下の通りです。かなり癖が強く走り方がハマると強力なアシストが得られそうです。

  • ロッカーが強く癖が強い(シューズがよく転がる)
  • ミズノのリベリオンシリーズに近い走行感(ミッドフットで良く弾む)
  • グリップ、安定感は低め

踵部からロッカーが強く中足部と踵の間が最も分厚い構造のため、ミズノのウェーブリベリオンプロに近い接地感でした。踵と中足部の間で接地すると反発と転がるアシストを得やすかったです。

前足部もロッカーが強いため、踏み込む前に前に転がって抜けていく感覚が強くフォアフットだと反発や接地のタイミングを掴みにくかったです。そのため、ヒール〜ミッドフットでシューズを転がして進む走り方と相性が良いと考えます。

走る動作をシューズが代行してくれるため、シューズに合わせて一定強度の有酸素運動に専念することで真価を発揮してくれそうです。

難点として、グリップは強くなくロッカーにより前足部が後ろにツルッと抜けやすいと感じました。また、ロッカーにより縦の接地面が狭く安定感が低めに感じました。

サイズ感・履き心地

サイズは普段と同じマイサイズで問題なかったです。感覚的にクリフトン、マッハに近いサイズ感で、リンコン4に比べると幅が僅かに広めに感じました。

アッパーは薄く非伸縮性で十分なホールド感でした。

踵周りは適度な厚みと硬さで特に不満なく履けました。

 

定価が38,500円と高額なため簡単に手を出し難いですが、非常に尖った性能の面白いシューズでした。

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